2023年03月08日

運命なのか?

 皆さま 一度はこれも運命かな〜て思った事や口にしたことは有りませんか? 運命には変えられるものと変えられないものがありますよね。 変えられないものは生まれた国 家柄 人種 家族 性別などです。 変えられるものはとてつもない野望でなければ ほとんどの人は努力(精進)と勤勉や信仰である程度の心願成就は叶えられるし 変えられるはずです。 人は人と知り合って または関わり合って 生きてゆく存在です。 人同士が関わらずに生きてゆくことは出来ないのです。 ここでひとつ運命に沿った男女の恋愛についてだけ述べることにしましょうか。 というのも私の相談者の方々にいちばん多いご相談内容は恋愛のことなのです。 と言いますのもやはり若い男女のご相談が多いからでしょうね。 愛し合っている者同士が恋愛から やがて成婚となればそれは おめでたいことなのですが 皆が必ずそうなるとは限りませんよね。 恋愛当初は「君のことを一生愛し続けたい」「あなたとずっと一緒に暮らしたい」と言ってた彼や彼女がある日 突然 別れを切り出すことは稀ではなく頻繁に起こる場合もありますしね。 その時に皆さんは「え〜! ずぅ〜と愛してくれるて言ってたのに…」「君と結婚したいって言ってたのに…」「お前の言葉をずぅ〜と信じていたのに…」「将来 あなたのお嫁さんになるからね♡ と言ってくれてたじゃないか!」と 中には相手を責めたりする場合もあるでしょう。 そこで初めて相手の裏切り?を知ることになります。 愛して尽くして信じていた恋人から急にそんなことを言われてしまうと とても辛く切なく悲しい思いに閉じ込めれれてしまうでしょう。 その夜は涙で枕が濡れてしまいますよね。 中にはもう二度と人を信じられなくなってしまったり 恋愛トラウマになってしまう人もいます。 ある歌手の唄に「もう恋なんてしたくない したくないのさ〜」て歌が有りました ちょっと古い歌ですがね( ´艸`) でも現実に本当にそんな気持ちになってしまう方が多いのです。 中には「あれだけのことをしてあげたのに! それだけのことをしてやったのに!」と 利他愛や慈悲の心でしてあげていた行為が 逆に恨みに変わり 徐々にお腹の中で何かが煮えくり返る人もいるでしょう。 そのように愛が憎しみに変わってしまう人もおられます。 私はそんなときにそのクライアントに「お辛いかも知れませんが それも運命ですね…」と言ってしまうことが有ります。 でも私はけっしてマイナスの表現でそう諭しているのではないのですよ。 クライアントには「恋の終わりは涙じゃないの それは思い出の始まりなのよ」というザ・ピーナッツの歌詞にあるように まさにその通りなのですよ。 数ヶ月 いや たとえ数週間でも 熱愛する人と幸せに過ごせた日々 天から与えられたその出逢いに感謝してゆく それが必要な運命でもあり 真の心の成長でもあるのです。 数年も恋愛できた人なら 喜ばないといけないと思うのです。 そんなに長い期間 天から幸せを与えてもらったのだから… わかってもらえるか否か分からないのですがそれが人の世であり定めなのでしょう。 出来事では無くて その結果から悟らされるひとつひとつの心の修練が運命だと思うのです。 以前のブログにも書いたように この世は「浮生夢の如し」で意外と短いのです。 あの世に持ってゆけるものは思い出だけだし 人生は心の修行といわれています。 辛くて切なくて悲しい運命はその修行を完成させるためにある道筋なのです。 このことをよ〜く理解して頂けたら 苦しい運命をけっしてマイナスに捉えることはなくなるでしょう。 そんな経験に慈しみと甘美を持って人生を歩んでゆければ 天界からはきっと大いに喜ばれる人間として見守ってくれると思うのです。 そしてそういった人にこそ真の幸せがくるのではないでしょうか… 
posted by 浅田先生 at 03:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする