いや〜、この歳になっても仏教聖地の巡礼をしているとはあまり想像していませんでしたが、でもやはりお寺は気が安まりますね。シスターもすっかり仏教に専念されていて、四国八十八か所は一番から八十八番まで八回も満願されているとか。いや、もうたまげています。私たちはそうしていつも巡礼をしている時、ふと想うのですが、この地球上での命と生活は長〜い旅路、この世とサヨナラする日もあと二〜三十年あるかないかです。そしてその時が来ればいよいよ本来の本当の生まれ故郷に帰ってゆきます。その時までに様々な四苦八苦を乗り越えて少しでもより良い修行を積んで、より良い慈悲愛を隣人に施して、その陰徳をもってあの世に戻るだけ。それがお釈迦さまの説く人生だと信じています。なかなか悟れないけれども少しでも他人に喜ばれたい、そして助けてあげたい、そんな毎日を祈願して人助けの仕事を重ねています。そうしてお寺を訪問する度に仏さまを感じ、癒される今日この頃なのです。なんか、まさに中年から初老に向けてのつぶやきになりましたかね〜。身体が衰えてきた証でしょうね、笑。南無阿弥陀仏、南無観世音菩薩。
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