2016年01月19日

愛犬エンジェルが逝く

2015年12月17日、15年間も私たちと一緒の家族で居てくれた雄の愛犬エンジェル(パピオン)が旅立ちました。肝臓病や腎臓病を患っていたとはいえ、最後まで私たちと一緒に居ようと頑張ってくれていました。前々日より脈もとぎれとぎれで身体も冷たくなってきていたので前日はK動物病院で先生に診てもらいましたが、先生のご丁寧な診察結果のお声にはお力は無く、彼の命はもうあと僅かなんだと悟りました。亡くなる17日の当日、家族は十分に寝ずに交代でエンジェルの身体が冷えないように擦ってはお水や食べない離乳食をあげていましたが、仕事が有るので私は不安に思いながらも仕事場の治療院に戻りました。母が夜8時ごろに「エンジェルはもう冷たくなっているよ」と患者さんに聞こえないように小さく声をかけに来た時は胸を締め付けられる思いでした。姉がエンジェルの死亡確認をしてくれました。けれども翌日の朝はまだエンジェルは眠っているような状態に見え、手足も身体もとても柔らかくてそんなに冷たくないのでとても不思議でした。しかし足の付け根の脈を取っても聴診器を当てても反応は無く、やはり間違いなく亡くなっていました。死亡確認のためK動物病院の先生に診てもらいに行きましたが、先生は「残念ですが亡くなっておられますね」と小声でお答えになられました。今月の21日は三十五日法要で泰聖寺というお寺で納骨式、2月2日は四十九日法要で、それが最後のお見送りとなります。まるで人間の様なあの世へのお見送りをするのですが「犬は人間にとって最高の友」という名言が有るように、愛犬と愛別離苦する時はいままでも本当に辛かったことを思い浮かべます。その中でもまさにエンジェルは天使のごとく、そんな我が家の家族みんなにいっぱいの喜びと笑いと甘美を与えてくれた愛犬でした。彼の前には22年間も私たちと暮らしてくれた愛犬チャーミィー(マルチーズ)、その前は6年間私たちと暮らしてくれたポニー(ポメラニアン)が居ました。それ以前にもチャロ(紀州犬)はじめ数匹の愛犬を飼っていましたが、通常当然なのですがみんな私たちより先に旅立ちました。その都度、火葬場で皆涙したのを覚えています。母は今日も台所に立ったり、寝室で寝ているとエンジェルが一番大好きだった母を呼ぶ鳴き声がすると言います。私たちもいつかはあの世に旅立つのですが、また愛犬がほしい!と思う一方、別れがとてもとても辛く今、家族は誰一人として新しい愛犬を飼うことに前向きな者はいない今日この頃です。
posted by 浅田先生 at 03:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする