2012年06月12日

お墓参り

なかなかブログを書く時間が無くてすみません。先日、私の学生さんたちに「先生、早くブログ書いてくださいよ」と急かされましたのでとりあえず、何か書きます。皆さま、今日はひとつ大事なお話をしましょう。
みなさん、真の先祖供養ってどの様な行いだかお分かりですか?私はよく運勢相談の鑑定で「ご先祖様の供養はされていますか?」とお尋ねするのです。その時のお答えがたいてい「ええ勿論、お盆とお正月にはちゃんとお墓参りしてますよ」といったようなご返答をいただくのですがね…。さて、儒教の開祖、かつて孔子様は親孝行について弟子たちに語られました。孔子様が語る親というのは父母だけでなく祖父母から曾祖父母を含めたその方のすべてのご先祖様のことなのですが、両親だけでなく遠い昔すでに召されて天界に行かれたその方の歴代のご先祖様をも尊び、この地球上での日常の衣食住における深く有難い感謝の気持ちを天に向かって伝える行為、そういった心からの誠意有る行為が本当の意味で親孝行に繋がり、そのことが先祖供養においても根本精神だと語られました。仏教では盂蘭盆経といってお釈迦様の高弟の一人、神通力という自然特殊能力が備わった目連こと目犍連さんがある日、神通力であの世に召された母を観察すると、な・な・なんと目連さんには良心の備わったとても優しいお母様でしたが生前のある日、物乞いに来た女にひとつの穀類も与えずそのままその女乞食を冷たく追い払ってしまった罪により餓鬼道という地獄に堕ちていて鬼から与えられる食べ物を口に入れようとするとその食物が火だるまになって大火傷を繰り返す状況を観たり、逆さ吊りにされるなどの状況を知り、悲痛な思いでお釈迦さまに相談したところ、五百人の阿羅漢つまり出家修行僧らと共に仏聖地で穀類や野菜または果物など多種多様の食物をお供えして一夏の間、幾日も断食しながら日夜一心にお経を合唱する様に指示されました。その長期間のお勤めでやっと目連さんのお母様が地獄から極楽へと浮かばれたという仏話が現代の夏のお盆などでの先祖供養の行事に繋がっているわけですが、その霊界との意思疎通の場となる仏聖地を現代に置き換えるとお寺やお墓となります。なので先祖供養とはお墓参りだけでなく歴史的な縁のあるお寺などでも命ある事と日常の衣食住の感謝の気持ちを如来様や菩薩様はじめご先祖様にも心して伝えることが真の先祖供養だと云われています。お盆とお正月だけとは言わずに月に一度でも二度でも出来る限り多くお墓でご先祖様とお話してあげてください。ただお墓に行ってお花やお線香を供えて手を合わせるだけでなく、そういった誠意の籠った心からの感謝の気持ちを時には小声を出してお伝えするお参りが最も大切なのです。どうでしょうか〜、ちょっと良いお話だったでしょ。

posted by 浅田先生 at 17:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする