2011年11月25日

熊さんの金剛山

11月23日、勤労感謝の日、曇りのち雨、熊さんと象山院ご愛顧のカズさん、三人で金剛山に登ってきました。私が以前に金剛山に登ったのは、な・な・なんと40年以上前のこと。当時、大学の登山部に所属していた登山マニアの髭武者の従兄に無理やり連れられて、登りたくもない山に早朝始発の南海電車に乗せられて河内長野駅に到着、バスに乗り継ぎそれから先はどのようにして登頂したのか覚えてなかったのですが、なにしろ当時、小学校低学年生の私にとっては寒〜い晩秋から冬の季節が多かったような…。眠くて寒くてなんでこんなとこ付いて行かなあかんのかな〜なんてぶつぶつ思いながら一歩一歩登って行ったのを記憶していますね。とにかく登頂して毎回ハンコをもらったのは覚えていました。それで今回、数十年ぶりに金剛山麓に着けば、まあ〜なんときれいに舗装された道路がどこまでも山の麓から中腹へと続き、熊さんの新車ブルーバードに乗っけてもらい、熊さんの真剣な眼差しでの運転でどこまでも登れること。「な〜熊、このままやったら着いたら頂上ちゃうん?」「今回は車での登頂計画か?」と、あと二人は呟きながら不安な気持ち。カズさんも初めての金剛山登頂ということでちょっと不安顔で「これほんまに着いたらほぼ金剛山のてっぺんとちゃいますの?」と、後ろの座席からぶつぶつ。そんな冗談交じりの会話をしているうちに目の前に金剛山の登山口という看板が出てきてやっと一安心。天気は今のところ晴れ、ただ午後から雨ということなので車を駐車場に預けて、さあ〜さっさと登山開始しようぜとカズさんと私は準備完了。ところが熊さん、トランク開けて今頃から靴ひも通しの準備、それにザックの中の道具の詰め替え、おまけに七面山で転んで折れてしまった杖の代わりに、これええやろ〜みたいな新しく買った山登り玄人用の新品の杖の見せびらかし。そう、恰好は山登りの玄人そのものです。こちらは待たされること30分。カズさんも笑いながらのあきれ顔。七面山での挽回とばかりに熊さん、75キロの身体で「さあ、登ろうぜ!」と格好よく先頭を切りだしました。ところが登山道の斜面は昔の畦道と違い車が上がれるようにコンクリート張り。その上、土道の段差は無く、登りの急斜面が延々なのでアキレス腱が反り返って痛み出し、ふくらはぎもパンパン。ものの15分も経たないうちに熊さんは休憩の要求。カズさんは体重50キロなのでスイスイでしたがね。熊さん、ジムに通って筋力をつけたということでしたがやはりややメタボ。でも今回は頑張って案外早くに途中の茶屋での休憩時間30分を入れても2時間で登頂。熊さんとの金剛山制覇は3時間は覚悟してたのですが、ちょっと意外でした。実際に登った垂直距離は600メートルあったかどうか。登頂で弁当を食って、記念撮影も無事終わらせ、甘いもの大好きな熊さんの要求でぜんざいとコーヒーを山頂のお寺宿舎で喰ってから下山。甘いものを腹の中にして元気が出たのか熊さん、雨嫌いもあってかじゃじゃ降りにならないうちにノンストップで他の下山者達の誰よりも早く、体重に任せて急速下山。方向音痴なはずの熊さんにまかせてついて下りてゆくものの私とカズさんは下山方向に不安を抱きながら、それでも熊さんを信じてモースピードでついてゆくだけ。さあ、やれやれ下山終了。ところが!登りの時とは風景がかなり違うことにそれぞれが気ずき徐々にやや不安、次第次第にものすごく不安を感じ始め三人は見つめ合いました。慌てて地図を観れば下山した場所が登山の時に車を止めた駐車場とは逆方向。つまり山のほぼ反対側でした。そこから山の麓を周って駐車場に戻ること上りの坂道を歩いて数キロ、もうクタクタ。雨はじゃじゃ降り。先導者でも有り、鍼灸と薬の偉〜い先生でもある熊さん、しかしながら昔と変わらず方向音痴の山登り勤労感謝の巻でした。トホホ…
posted by 浅田先生 at 19:49| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする